kiiroiohana’s diary

北海道民 24歳 珈琲の匂いとフローリングでする昼寝を好みます。

付き合って3年

花束みたいな恋をした

を観た

 

その後

 

布団に入る

ものの3分で

彼のイビキが始まる

 

映画の感想とか言い合いたかったな

 

そんな気持ちが益々

作品と現実を繋ぎ止める

 

坂本裕二さんの作品は

私を吸い込んでいく

暫くは抜け出せそうにない

 

5年目に入った頃、

私たちは恋人同士のその先にいるのか

私はあなたの元カノの一人になっているのか

現状維持か

 

今日もまた出逢ったあの夜のこと

思い出して眠りにつこう

24の夜

 

深夜になると訪れる

もやりとした薄暗い気持ち

炭酸飲料で

誤魔化した

 

映画の結末は感動的な物だった

初恋との再会

彼らは変わり映えのしない日々を

動かしていた

 

現実、

人差し指ばかり動かす毎日

スクロールする画面

 

いつからか昔の光景の方が

ひどく明るく感じていた

現実が薄暗く感じた

 

24の今日より

18のあの夜が苦しくて愛おしい

 

明日になれば

朝日につられて笑ってるんだろう

 

 

 

 

会話に苦戦する今年で25歳

目を見て話を聞く

学校で教わったから

これは上手にできるんだ

でも眉間あたりをみる方がいいと

この前Twitterのタイムラインに流れて来たっけ

あ、でも目線をずらすタイミングが、、、

あ、なんか笑ってる

ここは話のオチだったのだろう

あはははは、さすがですね

と大袈裟に笑って返す

いや〜すごいな〜(これで沈黙を生んだのは今日で3回目)

 


。。。。

 


でも、あれですね、今からでも私もやってみようかな

 


沈黙を切り抜くために

意を決してだした

当たり障りないであろう一言

 


いや、でもね、そう簡単じゃないんだよ

 


あ、拾われちゃった

 


流してくれよ

 


うわ、なんか恥ずかし

 


何も生まれない会話で疲労困憊

これがスタンダード

 


無音で風呂に入れない

この時あの時の言わなきゃよかったが頭を支配するから

 


できるだけ大きな音で音楽をかける

断捨離

どかどかと

服を引っ張り出して整理した

 

柔軟剤の香りと一緒に

思い出が蘇る

 

可愛い彼女を演じるための

ふわふわのカーディガン

あの人の目にはどんな風に写っていたのかな

 

 

 

まずはお隣へ。めざせどこかの誰かへ。

マイナンバーカード申請に行った

 

写真を撮ってくれたお姉さん、

可愛く撮れてますね、ニコッ

ってひとこと。

心がぽわっとした。

 

さらっとナチュラルに誰かを元気に

そんな言葉をかけられる人になろう。

 

1日優しい心で過ごせた。

単純だよ。私は。お姉さん、ありがとう。

 

イラッとより

ぽわっとを広げよう

まずはお隣から。